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2×4工法

ハウスメーカーのCMや広告などでよく目にする「2×4工法」。

どんなものかまとめてみました。

 

◆2×4工法とは。。。??

2×4とは、住宅を建てる工法の名前のこと。

19世紀の北米で、2インチ×4インチの木材が多く使われていたため、2×4(ツーバイフォー)と呼ばれるようになりました。

断面寸法が主に2インチ×4インチの木材で枠を組み、そこに合板をはって壁をつくっていく工法で、壁・床・天井の6つの面で駆体を支えるため、地震などの力を1箇所に集中させず面に分散させます。

これにより、耐震性に優れているといえます。

さらに面構造によって高い気密性や断熱性も確保され、快適で高性能な住まいが実現されています。

また、駆体を柱で支える必要がないので、柱のない広々とした部屋を作ることができ、現在ではアメリカ、カナダの木造住宅の90%以上が2×4工法であり、ヨーロッパをはじめ世界各国に普及しています。

強度の高い構造用集成材を使用すれば、約24畳までの部屋を柱なしでつくることが可能です。

もうひとつの特徴として、2×4工法は規格化された材料、釘などを使用するため、規格が統一されることで材料の品質が一定以上に保たれます。

また施工方法も詳細にマニュアル化されているため、性能が施工者の技量に左右されることがありません。

効率のよい作業工程の確立がされて工期の短縮化も実現します。

※2インチ×4インチは約5cm×10cm。ただし、乾燥後は約4cm×9cm。

 

◆2×4工法の歴史。。。

2×4工法が誕生したのは19世紀初頭の北米大陸。

ヨーロッパから移住してきた開拓者たちの手によるものでした。

広い北米大陸には、高温や多湿、寒冷や多雪など多様な気候が混在するため、そういった苛酷な条件に耐え、生活を守る高い性能を実現したのが、2×4工法だったのです。

この工法がはじめて使われたのは、1833年シカゴに建てられたセント・メリー教会。

日本に2×4工法が登場したのは明治の初期で、その代表的な建物が札幌の時計台です。

 

◆日本の代表的な工法との違い。。。??

日本の代表的な建築方法は在来工法(軸組工法)で、柱・梁・桁などの軸組材を組み合わせて構造を作り上げます。

2×4工法が駆体を面で支えるのに対して在来工法では軸で支えるので、荷重が軸と軸との接合部に集中します。

そのために、地震などのような水平方向の力が働いた際に弱いのが難点です。

在来工法では、こういった難点を斜め材の筋かい等によって補強しています。